アキの「染まりやすい髪と染まりにくい髪って?」

こんにちは、

素髪と素肌を大切にする世田谷区の
美容室コラソンのアキです。

 

ショボーン『私の髪って染まりにくいの?』

ショボーン『私の髪って時間が経つとどうして赤っぽくなっちゃうの?』

ショボーン『私の髪っていつもすぐに色落ちして黄色っぽくなっちゃう』

 

そんな経験はありませんか?

 

カラーリングの染まりやすさや色落ち、
色味が赤っぽくなるなどは
あなたの持っている
メラニン色素によって変わってきます。

 

日本人の髪の毛の色素って?

主に、
大きく分類して2種類あります。
(正確にはもっとありますが今回は大きく分けます)

 

⑴ユウメラニン=黒〜褐色

    ↓

主に濃いめの黒〜濃茶色の髪色

日本人には
この種のメラニンを多く含む傾向にあります。

色が抜けると赤っぽくなりやすい

 

⑵フェオメラニン=黄色味

    ↓

欧米人が多く含むメラニン

髪が傷んだり、
髪色が抜けると黄色っぽくなりやすい

 

その他、
ごく稀に日本人にも
灰色系の色素を多く含む髪の人もいます。

俗に言うアッシュ系、ブルネット系

この色素を多く含む髪の人は
単純に髪を明るくしただけでも
透き通るようなアッシュ系の色に仕上がります。

 

羨ましいですね😅

 

さて、
今回の写真の方は
⑵のフェオメラニンブルネット
あわせ持つ髪質の女性

現状は黄色っぽく褪色しています。

 

こういった髪質、
メラニンを持つ髪は非常に染まりやすく

いえ、
『染まりやすい』と表現するよりも、
脱色しやすい髪質なんです。

 

カラーリングの工程では
脱色と染色が同時進行して髪が染まります。

そんな中でも、
その人が持つメラニンの量や種類によっては
カラーリングの薬剤に含まれる脱色作用
過剰に反応しやすい髪も。

また、
髪が一本一本細いため
カラー剤の量を調節しないと
薬剤の重さが思わぬ髪への負担になり
後々髪の傷みの原因になることもあります。

 

今回は
自然なブラウンに戻したい
とのご希望により
少し濃い色で染めましたが

塗る時間……5分

待ち時間……10分

と、短時間でのカラーリング

 

もちろん
電子トリートメントで水分はしっかりと補給です。

 

とても染まりやすい髪なので
このくらいの時間で充分です。

 

逆に赤みが出やすく、
髪も太めの方の場合は
『ユウメラニン』を多く含むため
同じような状態でも
かかる時間や薬剤も変わります。

また、
他の目安としては
瞳の色が明るく茶色っぽい人は
髪の色も明るくなりやすい傾向が、

 

一言でカラーリングと言っても
それぞれの髪のメラニンや
太さ、細さでだいぶ変わるんですよね。