アキの「無理のないカラーチェンジ」
こんにちは、
素髪と素肌を大切にする
世田谷区の美容室コラソンのアキです。
カラーの色を変えたい時に
無理なく変えることは
髪のダメージを最小限に抑えるためにも
大切ですね。
今日は子供の頃から…
と、言うか
ママのお腹にいた頃からのSちゃん
とうとう大学生になりました。
時の流れを感じますね〜
これまで、
ブリーチをしたり
インナーカラーを入れたり
ブルーブラックにしたりと
色んな色の変化を楽しみながらも、
ヘアケア、ホームケアだけは
怠らずにやってくれていたので
とても綺麗な髪を維持してます。
今回Before なし、
赤みのバイオレットを乗せただけのカラーリングです。
Before は深めのオレンジ系🍊
だったので、
すんなりと色もなじんで
ちょうどざっくりと乾かしたところです。
今回Sちゃん、当初は
『インナーカラーでグリーン🟢を入れようかなぁ』
と、家でママに相談したところ
👩『色落ちした時に、モズクみたいになるからやめなさい(ニコッ)』
と、言われたそうです。
確かに!
さすがママ👩
こちらはあまり馴染みのない『色相環』の表
ざっくり言うと、
反対側にある色は
それぞれに打ち消し合う色なんですね。
逆に両隣り2、3個の色味は
とても馴染みやすいため
カラーの色の変化を
無理なく出しやすいのです。
もともと
オレンジ系(3番付近)の色調だった
Sちゃんの髪色をグリーン系にするには
グリーン系で染めるだけではダメで
5→7→8へとまずは赤みを削ってから
グリーン系で染めていかなければなりません。
この対極にある色同士は
洋服ならば
アクセントカラーとして
映えるカラーになるんですが
いざヘアカラーとなると
ひとまずブリーチや
脱染剤などを使用してからでないと
目的の色味にはなりません。
髪にも非常に負担をかけ
そして必ず髪は傷みます。
それを承知であえて
ブリーチをしてから染めることも
多々ありますが
Sちゃんの場合はこれから髪を伸ばすことと
『綺麗な髪を維持したい❣️』
が、大前提なので
1番髪に負担のかからない色味を
今回は選んだというわけです。
『今の色を変えたいっ‼️』
と、あなたが考えていたら
どれくらいまでヘアケアができるか?
どのくらいの髪の傷みを許容出来るか?
どのくらいの期間必要か?
などなどは
美容師と相談の上で進めるのがベストです。
ちなみに、
先の色相環それぞれの色に
黒と白を配合しながらの色味が下の表です。
白髪染めのカラー剤は
gエリアやdあたりの範囲で作られます。
白髪に色を入れるためですネ。
参考になったら幸いです。