アキの「空気が乾燥しているのに髪が脂っぽくなる、フケが出るのはなぜ?」akisight.com
世田谷区の美容室コラソンのオーナースタイリストAkiです。髪も肌も身体も綺麗に気持ちよく毎日を過ごすために、ちょっとした気づきをお届けします。
毎日必ずシャンプーしているのに、
何となく髪がベタついてまとまらない
脂っぽい、フケが出る
特に、
空気が乾燥している
冬から春先にかけての時期に
感じたことがありませんか??
- 毎日洗っているのに、髪がベタつく感じがする。
- 何となく頭皮が脂っぽい気がする。
- わたしの頭皮ってもしかしたら臭い?
- フケが出て恥ずかしい〜
夏でもこんな事なかったのにどうして???
今回は、
冬の頭皮のベタつきの主な原因と
対処方法についてを、
3つに分けて書いてみました。
1 暖房や空気の乾燥で頭皮だけではなく、身体全体が水分不足になっている。
一番多いのがこれですね。
あなたも当てはまりませんか?
乾いてますよね〜?
毎日キレイにシャンプーしていますよね?
なのに脂っぽいんです。
パラパラと洋服に落ちるフケもある。
「わたし汚いの???」
いえいえ汚いんじゃないんですよ、
水分不足になっているんです。
頭皮というより、
身体ごと乾いています。
もしかして、
手足の皮膚もカサカサじゃありません?
スネが粉をふいてたりとか、
痒かったりとか、
日々感じていませんか?
手足の皮膚とは違って、
頭皮は毛穴が大きいため
ずっと乾燥状態が続いてしまうと
毛根が弱りきってしまいます。
草花が枯れるときは、
根っこの土が乾いてカラカラになり、
そして枯れていきます。
根っこごとダメになっちゃう。
身体の機能の素晴らしいところは
頭皮が乾いて乾ききっても
「何とか毛根を絶やさないように守ろうとする力」
があることなんですよ。
では、
守るためになにをしてくれるのか?
皮脂を出します、頑張ってるつもりなんです。
脂で毛根をまもろうとします。
フケが出てしまうのは残念ながら、
表面の角質までは守りきれなかったため
新しい皮膚の成長のために
「さよなら〜」をしている途中。
とにかく水分をとりましょう!!
オススメは朝起きた時の「白湯」
睡眠中に失われた水分を、
目覚めとともに一旦補給しましょうね。
日中も、
できるだけこまめに水分を摂ってください。
ちなみに
「味や色がついた飲み物」は含まれません。
最低10日間は続けてみませんか?
かなり改善されます。
2 真夏のように汗をかかなくなったため、毎日のシャンプーが無意識のうちに簡単に済ませている。
あなたが
雑なわけでも怠けているわけでもないんです。
そして多分、
本当に汚れていないと思います。
スタイリング剤の種類にもよりますが、
髪の毛の汚れというのは
お湯だけでも十分に落とせます。
オイル系を
ベッタリとつけてさえいなければ
シャンプーの時に洗うべきメインは地肌。
ただし夏と違うのは、
頭に汗をあまりかかないがゆえに
無意識に、
本当に無意識に真夏よりも
少しだけ簡単にシャンプーを済ませがちです。
もしもあなたが
「あ!わたしもそうかも?」
と、思ったら1週間に1回でも良いです、
シャンプーパックを試してみてください。
やり方は簡単
⑴ 1分間くらい時間をかけてよ〜く髪と頭皮を濡らしましょう。
(髪の毛に完全に水分を含むには時間が必要です)
↓
⑵ シャンプー剤をたっぷりとつけて、モコモコになるくらい泡だてて、いつも通り洗います。
↓
⑶ 泡だっったままで、3〜5分くらい泡パックをしてから流しましょう。これでOK!
*この泡パックがポイント!!
じっくりと時間をかけて、
シャンプー剤の成分を浸透させることによって、
地肌や髪の毛に溜まっていた余分な付着物が
浮き上がります。
やってみましょう!!!
シャンプー後に髪を乾かすと、
いつもよりも
”サラッと“仕上がる事間違いないです。
3 隠れ洗浄力が強すぎるシャンプーをつかっている。
これについては
「あまり安いシャンプーを使わないで」
としかいえません。
700mLも入って、
800円〜2000円くらいのシャンプーは
美容師から見たら
「ありえない〜」ってお値段なんです。
安価なシャンプー剤には、
必ずと言っていいくらい安価な石油系の
界面活性剤が使用されています。
洗浄力が強すぎる。
その強さをごまかすために
「潤い成分」なるものも一緒に配合されています。
本来残さなくてはいけない天然の皮脂を
洗浄力が強すぎる成分で取り去ってしまうと‥‥
当然ながら頭皮は水分不足になっちゃいます。
そして、どうなるか?
皮膚は自分を守るために「脂」を出す。
まとめ
頭皮が痒い、フケが出る。
そんな時に
「何かつけたほうがいいのかしら?」
「サプリメント? 薬? 皮膚科?」
と、何かを加えて
症状を治す方向へ進むのはあまりオススメしません。
まずは、
現状の生活習慣で、
出来るところから始めてみましょう。