アキの「髪の毛を触る時にほんの少し気をつけるだけで、髪を傷めないポイント」akisight.com
こんにちは、アキです。
髪の毛に指を通した時に、
引っかかりや絡みを感じると、
イラっとしますよね?
そんな時に
「あ〜っ もうっ!」
と、無理に指を通して
プチっ………あぁ…
「プチっ!」となるのは、
髪表面にあるキューティクルの絡みが原因です。
あなたが
何気なく毎日触っている髪の毛
髪が引っかかったら、
無理矢理とかしていませんか⁇
少し気をつけて髪を優しく扱うことで
1ヶ月後の髪の状態を変えることが出来ます。
そこで今回は、
キューティクルがなぜそれほど大切なのか?
さらに、
どんな役割をしているのか?をお伝えします。
髪の毛には神経も血も通っていないけど
髪の毛は爪と同じように、
皮膚のタンパク質が角化して出来たもので、
神経も血も通っていません。
それゆえに「死滅細胞」とも言われます。
確かにそうなんですが、
死んでるわけではありません。
「死んでるんだったら何をやっても同じじゃな
と言われそうです…
違います。
本当に死んでいたら
ミイラの髪のようになってしまいますよね?
髪の毛を身体の部位で例えるなら
髪の毛ってあんなに細いのに、
内側は複雑な構造になっています。
キューティクルは
身体で言うところの皮膚にあたります。
ちょっと絵でも見てみましょう。
メデュラは身体に例えると骨
コルテックスは脂肪や筋肉
メラニンは血液
そしてキューティクル…皮膚です。
皮膚がないと身体は大変!
キューティクルも同じ。
髪の毛には神経が通っていないから、
「痛っ」とは言いませんよね。
身体が皮膚で覆われて、守られているように
髪の毛の内側の組織は
キューティクルで守られているのです。
「ちょっとくらいならいいや」
と、プチっ…とやってしまうと?
はい、キューティクル御臨終です。
髪の毛と皮膚との決定的な違いは、
自力では再生できないと言うこと。
何気ない「プチっ」が積み重なると
髪の毛はどんどん絡みやすくなってしまいます。
キューティクルが剥がれた髪の内側は
守ってくれるものがないために
乾燥しやすくなり、
傷みやすくなってしまうのです。
髪は優しくさわりましょう。
髪の毛が引っかかってしまったら、
その部分だけそっと指でつまんで、
絡みをほぐしてみましょう。
たったそれだけのことなんですが
実際には、
たったの1ヶ月で表面の髪が
綺麗になるお客様がたくさんいらっしゃいます。
どうしても引っかかりが気になったら?
もしも、
あなたが髪を伸ばしている途中だったら、
少しでも速く髪が長くなって欲しい
という気持ちはわかります。
ですが、
5ミリでもカットをすることをおすすめします。
トリートメントはもちろん大切ですが、
根本ではカットが一番のトリートメントなのです。
まとめ
普段は、
あまり気にもしない髪の毛の触りかた
少し気をつけるだけで、
トリートメントをするよりも効果が絶大なんですよ。
毎日、
赤ちゃんを触るような感じで大切に扱いましょうね。
世田谷区の美容室コラソンのオーナースタイリストAkiです。髪も肌も身体も綺麗に気持ちよく毎日を過ごすために、ちょっとした気づきをお届けします。