タカの「カラーの刺激と痒みについて」
こんにちは
CORASONのタカです
今回は
カラーリング剤の刺激と痒みについての記事です![]()

最近は町を歩いていると、
ピンクやグリーンの髪色にしている方も沢山見かけます。
カラーリングは
各々の好みに合わせて楽しめるのが醍醐味ですね![]()
本題に入る前に
まずはカラーリング中に
薬剤がどんな反応をしているかというお話です![]()
アルカリ剤を使ったカラーリングは大きく分けて
オシャレ染めと白髪染めに分けられます。
今は、
その中間で白髪はあるけどバッチリ染めずに
明るい白髪染めなんていうのもあります![]()
しかし、
どのカラーリングでも実は
薬剤を使って髪色を変えるということに関しては
同じなんです![]()
オシャレ染めの場合は
元の髪色をブリーチして明るくした後に
ご希望の色味を入れます。

これが薬剤を塗布してから
流すまでの時間で一度に行われます![]()
(ハイブリーチをしてからカラーを重ねるダブルカラーは除く)
そして
実は白髪染めも同じ原理で染めています。
『白髪染めは白髪に色を付けるだけだから
ブリーチはしていないんじゃないの?』
と、思っている方も多いとは思いますが、
黒髪に比べて色の入り難い白髪をブリーチして
(アルカリ剤でキューティクルを開いて)
色を入りやすくすると同時に、
黒髪も一度明るくして希望の明るさと色味に調節していきます。
なので、
明るい髪色だから痛むとか、
地毛と同じ色に白髪染めをしているから痛まない
というのは無いんです![]()
つまり、
薬剤を使って髪色を変えるということは
ダメージと上手く付き合って行く必要があるんです。
それなので、
カラーリング前に
電子トリートメントでしっかりケアをしたり、
ホームケアをすることが大切になってきます![]()
そして、
カラー剤の刺激と痒みについてですが
カラーリング中にピリッとしたり
ヒリヒリするような刺激は、
カラー剤の中のブリーチによる刺激です。
先ほどもお話したように、
カラー剤にはオシャレ染めであっても
白髪染めであってもブリーチ剤が含まれています。
そのブリーチ剤が化学反応を
活発にしている時に刺激になります。
殆どの場合は
カラーの塗布から5〜10分で反応を収まる事が多いです。
(もちろん、普段と異なる刺激を感じたときはすぐにお伝え下さい)
このブリーチによる刺激は
その時の地肌の状態や体調によっても変わります![]()
この刺激は塗り方を変える事で
ある程度軽減する事が可能です![]()
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(ただし、根本ギリギリが染められない等のデメリットもあります)
次に痒みが出る場合です。
カラーリング中に薬剤が付いた状態で
痒みが出る場合は
ブリーチ剤と同じく化学反応による痒みなので
地肌に付けない塗り方で対応する事が出来ます。
痒みで危険なのは
カラーから数日後に出る痒みです![]()
地肌だけが痒いというのは、
カラーの影響で肌が乾燥して起こる痒みなので
電子トリートメントM3.6をしっかりと地肌に付けて
水分補給することで改善します。
しかし、
地肌(カラー剤を付けた所)以外に痒みや湿疹が出る場合は
『ジアミンアレルギー』の可能性があります。
ジアミンとは、
カラー剤に含まれる色素の一種なのです、
花粉症と同じで
その方のアレルギー反応が出てしまう
コップがあふれる事で起こります![]()

例え100回大丈夫だったとしても、
101回目にアレルギー反応が出た場合、
その後
カラーリングをするときは
102回目以降も必ずアレルギー反応が出てしまいます![]()
このジアミンアレルギーは
例え地肌に付けないようにカラー剤を塗ったとしても
カラー剤を流す際に
少しでも地肌に付いただけ反応してしまうので
対処が出来ません![]()
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ジアミンアレルギーが出てしまった場合は
カラーリングを辞めるか、
カラー剤の種類
(ジアミンが配合されていないマニキュア等など)
を変えるしかありません。
オシャレ染めの場合は、
髪色を明るくするブリーチには
ジアミン(色素)が入っていないので
施術することが出来ます。
一度ブリーチをしてから
希望の色味をマニキュアで入れることで
カラーリングを愉しむ事が出来ます。
白髪染めの場合は、
地髪の色を明るくしない場合は、
マニキュアで白髪を茶色〜自然な黒髪の間で
色味を選んで染められます![]()
地髪を明るくしたい場合は
オシャレ染めと同じように
一度ブリーチをしてから希望の色味をマニキュアで入れます。
ただし、この方法は
一度のカラーリングでは出来ないので
ダブルカラーリングとなり、
時間も費用もかかります。
と、
長々と何だか恐ろしい事を書いて来ましたが、
普段のカラーリングて感じる刺激や痒みは
一時的なもので対処の方法もありますので、
ご相談下さい![]()
また、
ジアミンアレルギーについても
『そう言えば、カラーリングから数日後に必ず痒みがでる…』
という方は
一度病院でアレルギー検査をされてみるのが良いと思います。
何だか分からないけどカラーをすると痒くなる…
という原因が分かるかもしれません![]()
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仮に、
ジアミンアレルギーと分かった場合でも
白髪染めを完全に辞めなくてはいけない
ということではないので、
ご安心下さい。
ストレス無く、
カラーリングを永く楽しめるように
今回の記事を書かせて頂きました。
長文最後まで読んで頂きありがとうございました![]()


